中露農産物貿易、市場の原則に基づき大豆の協力を拡大

中露農産物貿易、市場の原則に基づき大豆の協力を拡大。

タグ:中露農産物貿易 大豆

発信時間:2019-08-02 10:51:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国商務部の高峰報道官は1日、「中露が市場の原則を踏まえた上で、双方の大豆協力の潜在力を十分に掘り起こし、全産業チェーンの協力を引き続き推進し、長期安定の協力構造を構築することを願う」と述べた。


 海関(税関)総署は先ほど発表した公告の中で、大豆輸入先をロシア全土に拡大し、輸送方法として水路(海運を含む)を追加するとした。高氏は同日開かれた定例記者会見にて、「これは中露両国首脳の共通認識を実行する重要な措置であり、中露二国間の大豆貿易も円滑化水準を高め、大豆貿易の成長を促進する」と述べた。


 「中露の大豆協力は現在、主に極東に集中している。中国側はロシアの欧州部分の大豆生産エリアが積極的に中国との協力を展開することを歓迎する。これには中国の大豆加工・生産能力の高い沿岸部への輸出が含まれる。双方のより多くの協力の主体が積極的に参与することを願う」


 情報によると、中国の昨年のロシアからの大豆輸入量は前年比64.7%増の81万7000トンで、発展の高い潜在力を示した。中国企業は今年7月、海運によりロシア産大豆を4400トン輸入した。


 農産物貿易について、中露二国間貿易は急成長を維持している。税関の統計データによると、双方の昨年の農産物貿易額は28.2%増の50億ドル以上に達し、過去最高を記録した。うち中国のロシアからの輸入額は51.3%増の32億1000万ドル。今年1−5月の中露農産物貿易額は前年同期比1.9%増の21億8000万ドル。中国はロシア産農産物の主な輸出先になっている。


 高氏は「中国側はロシア側と共に努力し、市場参入を安定的に拡大し、二国間貿易の円滑化水準を持続的に高めていきたい。市場の需要に基づき、双方の企業が貿易品種を豊富化させ、農業・栽培、畜産、農産物加工などの農業総合開発協力を掘り下げ、二国間貿易の高品質発展の促進に新たな動力を提供するよう促す」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月2日

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