世界知的所有権機関(WIPO)が発表した報告書によると、中国は今や世界のイノベーション国の先頭集団に入り、科学技術に投資を行うイノベーション国のうち14位につけた。キューバの通信社、プレンサ・ラティーナが28日に伝えた。
WIPOによると、今年のグローバル・ イノベーション・ インデックス(GII)で、中国が順位を3つ上げた。GIIは各国のイノベーションへの投資状況を反映するため、2007年より毎年1回発表されている。GIIは129カ国の評価を行い、国の科学研究・発展水準、国際特許出願・ブランド登録件数、ハイテク製品輸出状況などを分析する。
報告書によると、中国のイノベーションの質は、中所得国の中で7年連続で首位を維持している。また特許件数、収益モデル、オリジナルブランド・工業デザイン、ハイテク・イノベーション製品輸出などで首位をキープしている。
中国のイノベーション力は近年急成長し、非常に優秀なハイテク機関を持つ。
中国はイノベーションを経済発展の新エンジンにしようと取り組んでおり、多くのプロジェクトと実践を推進している。
中国の指導者は、中国は「世界の工場」という発展段階をすでに過ぎていると判断しており、現在はイノベーション、AI、VR、ビッグデータなどの技術で支える持続可能な発展を推進している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月1日