国務院発展研究センター・東方文化及び都市発展研究所、中国社会科学院中国文化研究センターなどがこのほど、「デジタル文化産業発展すう勢研究報告書」を発表した。
報告書は「5Gを始めとする次世代通信技術(インフラ)、ビッグデータ、AIなどの技術は、現在のデジタル文化産業の発展に革命的な影響を及ぼしうる」と指摘した。
過去十数年に渡り、インターネットが高度発展し、一連のデジタル文化の細分化産業が生まれた。これにはオンライン文学、オンラインゲーム、オンラインアニメ・漫画、ネット動画などが含まれる。報告書によると、中国デジタル文化産業の2017年の生産高は2兆8500億元から3兆2600億元ほどとなっている。
5GやAIなどの新技術は、デジタル文化産業にどのような革命的な応用シーンをもたらすのだろうか。
北京大学新構造経済学研究院国内シンクタンク主任、同報告書の執行責任者である黄斌氏は「革命的なシーンは、いろいろな生活の分野で生じうる。例えば携帯電話だけでなく、未来の自動車や地下鉄の各種スクリーンがインタラクションセンターになりうる。またデジタル文化は文化消費財を提供するだけでなく、生産の助手になる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月5日