米国からの圧力、A株市場への影響が減少中

米国からの圧力、A株市場への影響が減少中。

タグ:A株市場 対中貿易摩擦

発信時間:2019-08-09 15:24:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 証券監督管理委員会の李超副主席は、最近の市場の状況から判断すると、米国からの極度な圧力がA株市場にもたらす影響は弱まっていると述べた。李氏は取材に応じた際に、次のように表明した。


 米国は対中貿易摩擦のエスカレートを続け、中国に「為替操作国」のレッテルを貼っている。ルールと常識に違反し、市場の見通しを著しく損ね、世界金融市場の激変を引き起こした。米国は自らその結果を受け入れ、その他の国と地域の株価も低下した。米国のこの無責任な行為が、自他双方に害をもたらすことは間違いない。


 最近の市場の状況から判断すると、米国からの極度な圧力がA株市場にもたらす影響は弱まっている。中国の資本市場は柔軟性が強化されており、外部からの衝撃に耐える力が高まっている。まず、中国の経済成長率は依然として世界トップレベルであり、発展の潜在力が非常に高い。次に、市場の時価総額が依然として低い。上海総合指数の株価収益率は13倍のみであるが、米主要3指数は20倍以上だ。それから、株式市場のレバレッジ比率が大幅に下がっており、自身のリスクが大幅に低減している。現在の株式市場のレバレッジ資金は約1兆2000億元で、過去最高より8割弱減っている。さらに、市場のムードが比較的安定しており、大きな恐慌ムードは生じていない。


 中国の資本市場は貴重な発展のチャンスの時期を迎えており、どのような外部からの妨害であっても中国の改革・発展の足並みを乱すことはできない。科創板を設立し、登録制改革の試行もこのほど順調に実施された。幸先いいスタートを切り、資本市場の活力を引き出した。今後は科創板の試験田としての効果を十分に発揮し、市場化・法治化の方向を堅持し、重要制度の革新を急ぎ、対外開放の一連の実務措置を実行に移す。より多くの中長期資金を市場に導入し、監督管理の機能を強化する。規範的で透明で開放的、活力と柔軟性のある資本市場の構築に努力する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月9日

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