中国国家発展改革委員会(発改委)が8月16日に開いたマクロ経済運行状況に関する記者会見で、発改委報道官の孟瑋氏は、2019年1-7月の中国の電力運行状況を明らかにした。
今年1-7月の全国発電量は前年同期比3.0%増で、伸び率が1-6月に比べ0.3ポイント低下した。うち火力発電の伸び率は0.1%、水力発電は10.7%、原子力発電は22.2%、風力発電は5.1%、太陽光発電は12.1%。7月単月の発電量の伸び率は前年同期比0.6%と、前月に比べ2.2ポイント低下した。
今年1-7月の全国全社会電力使用量は4兆1千億kWhで、前年同期に比べ4.6%増加した。うち第一次産業の電力使用量は5.2%増、第二次産業は2.8%増、第三次産業は9.1%、一般世帯は8.8%で、第三次産業と一般世帯が引き続き高い伸び率を保った。
地区別で、全国28カ所の省(自治区、直轄市)の電力使用量が増え、うち4カ所の省(自治区)で伸び率が10%以上の2ケタに達した。7月単月の全社会電力使用量は前年同期比2.7%増と、伸び率が前月に比べ2.8ポイント下がった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月19日