最近、中国は「文化と観光消費のポテンシャルを更に深く掘り下げる意見」という文書を発表し、9つの刺激策を打ち出しました。その中には、外国人観光客のニーズを満たす観光コース、アトラクション、特色的な商品などを開発・宣伝することを奨励する内容が盛り込まれています。
データによりますと、今年上半期に中国を訪れた外国人観光客数はのべ7269万人に増え、インバウンド消費額は649億ドルとなり、いずれも前年比5%増加しました。
今月初めに、中国旅遊研究所は2019年上半期の状況を踏まえた観光経済予測を発表しました。これによりますと、2019年全体の外国人観光客数はのべ1億4500万人に達し、インバウンド消費は1300億ドルを超える見込みとなっています。
中国は今後、観光コースを含む観光商品デザインの改善、多言語サービスの提供および支払いの利便性向上という3つの角度から、外国人観光客の観光体験を改善し、より多くの外国人観光客を引き寄せることを目指しています。
「中国国際放送局日本語版」2019年8月25日