コストコ中国本土1号店が上海にオープン 風土に順応できるか

コストコ中国本土1号店が上海にオープン 風土に順応できるか。

タグ:コストコ

発信時間:2019-08-28 14:13:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 記者が消費者の身分で営業停止理由を尋ねると、従業員は監督管理部門の要求に基り、世界に700店舗以上を展開している。


 コストコの中国本土進出は天猫からスタートした。2014年10月、コストコは天猫国際に入居。17年9月上旬、天猫公式フラッグシップショップを開設。18年5月、中国本土に進出し、本土1号店を上海市閔行区に設立すると発表。今年8月、閔行店が正式オープンした。


 コストコの2018年度売上高は1384億3400万ドル、会費収入は31億4200万ドル、総収入は1415億7600万ドル、純利益は31億3400万ドル。会費を納めている会員数は5160万人、カード所有者数は9430万人に達する。


 コストコの最新の財務報告によると、2019年度第3四半期の営業収入は347億4000万ドルで前年同期比7.4%増。うち、商品売上高は339億6000万ドルで総収入の97.8%を占め、会費収入は7億7600万ドルで2.2%を占める。


 会費収入が占める比率は高くないが、コストコの主な収入源である。小売業専門家で上海尚益コンサルティング総経理の胡春才氏は、「会員制は中国国内では発展の初期段階にあり、普及させるには多くの試練がある。そのため、会員制スーパーは商品とサービスを改善し続け、既存会員により良いサービスを提供することでより多くの潜在ターゲット層を獲得できる」と話した。


 中国市場において、コストコのライバルはサムズ・クラブにとどまらず、多くのECサイトもある。胡春才氏は、「コストコの商品の標準化レベルは高く、主に冷凍食材がそうである。中国の消費者は新鮮、多様な食材を好む傾向にあり、買いだめする習慣がない。中国と欧米の消費者の生活スタイルには多くの異なる点がある。中国市場に立脚点を置くには、コストコは中国の消費者の変化に対応しなければいけない」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月28日

 

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