「時価総額1000億元」の上場企業が、年内に急増する。東方財富choiceのデータによると、28日の取引終了時点で時価総額1000億元以上の上場企業は86社で、年初より25社増えている。
招商証券チーフ戦略アナリストの張夏氏は、証券日報の記者に「A株市場で時価総額1000億元以上の上場企業が増えているが、これは今年に入り大手優良銘柄の株価が持ち直していることと関連している。またA株市場の時価総額1000億元以上の上場企業の増加は、大企業のリスク管理能力の強化を示している。集約度が高まるなか、大企業の業績成長がより穏健になる。市場も大企業の株価上昇に期待する」と分析した。
また東方財富choiceのデータによると、今年に入り新たに増えた時価総額1000億元以上の企業は、ノンバンク(6社)、医薬・生物(3社)、電子(2社)、銀行(2社)に集中している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月29日