中国郵政儲蓄銀行の中間報告書が20日夜に発表され、6大国有銀行の今年初の中間報告書となった。今年は中国郵政の貯蓄事業開始100周年で、郵政儲蓄銀行が国有大型商業銀行の監督管理対象となった初年でもある。新たな取締役会は郵政儲蓄銀行の新小売モデルチェンジの推進を加速しており、その経営業績も市場から注目されている。
中間報告書によると、郵政儲蓄銀行の資産規模は前年末比5.79%増の10兆700億元に達した。純利益は前年同期比14.98%増の374億2200万元、不良債権比率は0.82%、貸倒引当金カバー率は396.11%。郵政儲蓄銀行が今年上半期に積極的に体制・メカニズム改革を推進し、新小売モデルチェンジの加速に取り組んだことで、この一連の数字が実現された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月29日