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発信時間：2019-08-30 11:54:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　最近の中国A株相場のパフォーマンスは、アジア太平洋地区の他市場に比べて強い。上海総合指数は2900ポイント付近に再び戻り、出来高と価格のバランスが理想的で、8月27日のノースバウンド（香港証券取引所経由での上海上場株取引）資金による純購入額は117億元の高水準に達した。

 

　これについて西南証券チーフアナリストの張剛氏は、「上海と深圳両市場の売買代金が5500億元余りに拡大し、調整局面にも関わらず売買代金が高水準を保っているため、今後は再び上値を試す展開になるだろう。セクター別では、消費セクターの上昇率が高く、当面は養殖や飼料など農業セクターの投資チャンスを注視すべき」としている。

 

　中国国務院は8月27日、「流通発展の加速による商業消費の促進に関する意見」を発表した。「意見」では、消費期待の安定や消費マインドの向上を図る政策措置20項目が打ち出された。主な内容は以下の通りとなる。自動車消費の潜在力を解放するため、購入制限の緩和もしくは撤廃の具体的措置を検討し、新エネルギー自動車の購入支援と中古車流通の促進を図る。グリーンスマート商品の買い換えを支援する。夜間商業と休日消費市場を活性化させ、交通やセキュリティ、施設などを整備する関連措置を講じる。コンビニチェーンの発展を加速する。農産物コールドチェーン物流の発展を加速し、農産物流通体系などの整備を進める。

 

　西南証券チーフエコノミストの張剛氏は、「『意見』が消費環境の合理化につながり、商業の繁栄を促進し、国内消費の潜在力を喚起する。関連措置が新エネルギー自動車や商業チェーン、コールドチェーン物流などの多くの消費産業にとってプラスの効果をもたらす」との見方を示した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年8月30日

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