中国商務部が4日に発表した統計によると、2019年1-7月の中国サービス貿易総額は3兆882億8千万元で、前年同期より3.2%増加した。うち、輸出は1兆1005億8千万元で、同9.5%増加、輸入は1兆9877億元で、ほぼ横ばいだった。
商務部サービス貿易司の朱光耀・副巡視員は、「当期はサービス輸出の伸びが輸入の伸びを9.5ポイント上回り、貿易赤字を8871億2千万元まで押し下げた。貿易赤字は前年同期より959億7千万元減少し、減少率は9.8%に上る。サービス貿易の赤字は引き続き縮小した」と指摘した。
朱光耀氏は、「1-7月の中国サービス業は生産が比較的ハイペースな成長を維持、サービス業生産指数の前年同期比での伸び率は累計で7.1%に上り、サービス輸出の急成長をけん引した。7月単月のサービス輸出は13.3%増加し、1-6月より顕著に伸びが加速、1-7月のサービス輸出の急成長をけん引した。サービス輸出がサービス輸出入に占める割合は35.6%と、前年同期より2ポイント拡大。サービス輸出の伸びが加速した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月5日