参考消息網が9日に米国メディアの記事を引用して伝えたところによると、ウォールストリートで最も人気がある預言者が、米国経済の命運に関して不吉な発言をした。
米CNNの6日の報道によると、ニューヨーク連邦準備銀行が4日に更新したパターンは、米国が今後12カ月以内に衰退に陥る可能性は8月に38%に上昇したと示した。
関心が集まるこのパターンは米国債の収益率の曲線に基づいたもの。このパターンは過去1年で大幅に上昇し、現在は衰退以来の最高水準となっている。
この衰退予想指標は100%にまだ程遠いが、エコノミストとアナリストは、2008年の金融危機を含む最近3回の衰退前にニューヨーク連邦準備銀行のこのパターンが50%に達していなかった点を懸念している。
米国のデータ研究会社の共同創始者であるニコラス・コラス氏は、「30%を超えたら恐ろしい。衰退を回避するには、多くのことで間違いがあってはならない。貿易協定の調印が必要」と話す。
また、新たな報告によると、米国の製造業は8月に3年ぶりに縮小した。新規輸出注文は2019年以来の最低水準まで低下している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月10日