RIESS & PARTNERの報告によると、2018年の全世界のインスタントラーメン販売量は1036億袋に達し、中国市場は402億5000万袋で世界の4割弱を占め、世界一となっている。中国は世界最大のインスタントラーメン消費国となっている。
統計を見ると、韓さんのようにインスタントラーメンを頻繁に買う消費者は少なくない。
世界ラーメン協会は、2019年の中国のインスタントラーメン販売量は400億袋以上になると予想する。
中国食品産業アナリストの朱丹蓬氏は『証券日報』に対し、2016年第4四半期にインスタントラーメン市場は回復期を迎え、このノードは産業サイドが消費者のコアニーズに合わせたことによるものだと話した。インスタントラーメンの回復は、全産業サイドのイノベーション・グレードアップ・世代交代の速度が消費グレードアップの速度に追いついたためだという
2大手は依然として市場を独占するが、そのほかの企業も新商品を打ち出して市場を獲得している。
『証券日報』の記者がECサイトでインスタントラーメンを検索したところ、今麦郎、日清、農心などの国外メーカーの商品の売り上げも良好である。
市場が多様化する昨今、1995年以降生まれ、1990年代生まれの消費者の好みは伝統的な「紅焼牛肉麺」などから変わり、多くの企業が新しい味で消費者の胃をつかんでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月16日