米中貿易戦争のエスカレートは、先進国のビジネスの自信に暗い影を落としている。その一方で、中国の経済活動は依然として力強い成長を維持しており、物価上昇率も中国中央銀行の目標の上限に近づいている。これは予想外の好景気だ。一部のアナリスト(トランプ政権も含まれるかもしれない)は、中国が重傷を負うと予想していた。それでは中国は現在、いかに貿易戦争の衝撃に耐えているのだろうか。フィナンシャル・タイムズが伝えた。
衝撃は中国が直ちに打ち出した政策の刺激と元安によって和らげられた。貿易戦争が始まると、中国は国内経済政策の一部を緩めた。当然ながらこれは慎重で、かつ経済における債務(特にシャドーバンキング)の拡大を減らそうと取り組み続けている。全体的に見ると、貿易戦争が今年8月までにもたらした悪影響は、中国の政策の干渉によって簡単に払拭された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月17日