米国の景気後退懸念高まるなか、中国資本が米国製造業に流入

米国の景気後退懸念高まるなか、中国資本が米国製造業に流入。

タグ:中国資本

発信時間:2019-09-24 14:12:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米ウォールストリートジャーナルの報道によると、中国投資有限責任公司(中投公司)の経営陣は20日、「中米製造業協力基金がこのほど第1弾の投資を実行した」と発表した。


 同基金は2年前に中投公司がゴールドマンサックスと共同で設立したもので、主に米国の工業企業に投資する。


 中投公司は近年、米国の製造業とインフラプロジェクトに注目し、同基金の安定した長期リターン獲得を目指して来た。中投公司は、「同基金は米国のプロジェクトにとって安定した長期資金の源泉に成り得る」としている。


 中投公司の彭純董事長は、「ゴールドマンとの合弁企業は3回に渡る資金調達を経て、現時点で30億米ドル(1米ドルは約7.1元)を調達した。目標は50億米ドルの資金を提供できるようになることだ」と語る。


 アナリストの間では、「現在の米国製造業は早急な振興策を必要としている」との見方が浮上している。


 ドイチェ・ヴェレ中国語版は先般、「金融市場の景気後退懸念の高まりで、米国の8月の製造業活動は3年ぶりに縮小に転じ、新規受注と雇用も大幅に落ち込んだ」と報じた。


 報道によると、米国製造業が米国経済全体に占める割合は約12%だ。米供給管理協会(ISM)の発表では、8月の米製造業総合景況指数は49.1と、前月の51.2から低下した。指数は50を下回ると活動縮小を示す。このほか、同指数の低下は5カ月連続であるうえ、2016年1月以来の最低水準に落ち込んだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月24日


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