決済大手のマスターカードが発表した報告によると、中国本土はアジア太平洋地域最大の海外旅行客源地の地位を維持している。アジア太平洋地域の人気旅行先トップ5はバンコク、シンガポール、クアラルンプール、東京、ソウルで、これらの地域の最大の客源地は中国本土となっている。
マスターカードが発表した2019年アジア太平洋地域旅行目的地指数報告によると、中国本土は2012年に日本を超えてアジア太平洋地域最大の客源地になり、以後、その地位を維持している。中国本土はアジア太平洋地域82都市の3大客源地の1つで、今回の調査報告で目的地161都市の半数以上を占めた。バンコク、シンガポール、クアラルンプール、東京、ソウルなどを含むアジア太平洋地域の人気目的地20都市のうち、13都市で中国本土が最大の客源地になっている。
海外旅行が急成長すると同時に、中国の国内観光市場の成長傾向も持続的に強まっている。報告のアジア太平洋地域の人気旅行先161都市のうち、41都市が中国の都市で、全体の約26%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月8日