中国工業情報化部(工信部)人事教育司副司長の傅建奇氏は11日、「2019年中国技能大会--第3回全国工業ロボット技術応用技能大会」の記者会見で、中国政府が工業ロボット応用に代表される先進製造技能を有する人材育成に注力し、先進製造業の発展を後押しする方針を明らかにした。
傅建奇氏は、中国製造業の人材について、総量と構造の面で製造業のハイクオリティな発展のニーズに適応するのが難しく、有能な人材の割合が低いとの見解を示した。工業ロボットの高技能人材として、製造業技術に加え、ITにも詳しい複合型人材が「非常に不足」していると指摘。今大会の開催で、競技選抜による「風向計」及び「指揮棒」の作用を発揮し、人材の発展ルートを切り開き、優秀な高技能人材の出現を促したいと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月14日