中国自動車工業協会が14日発表した2019年1ー9月の新車生産台数は前年同月比11.4%減の1814万9000台、販売台数は同10.3%減の1837万1000台だった。一方、1-9月の新エネルギー自動車の生産台数は20.9%増の88万8000台、販売台数は20.8%増の87万2000台だった。
中国自動車工業協会の陳士華・秘書長助理は、自動車業界にとって9月からは「金九銀十」と呼ばれる書き入れ時に入ることから、9月は生産、販売台数とも前月比で大幅な回復がみられたと説明。販売台数については前月に比べて前年同期比での下げ幅が縮小したと述べた。
9月の新車生産台数は前月比11%増の220万9000台、販売台数は同16%増の227万1000台だった。前年同期比では、生産台数は6.2%減、販売台数も5.2%減と、下げ幅は依然として大きい水準にとどまった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月16日