中国企業のファーウェイ、アリババ、百度、大疆、小米が、KPMGの年間世界影響力調査で高得点を記録した。米フォーブス誌(電子版)が14日に伝えた。
KPMGの「思想リーダー調査報告書」及び「世界トップのビジネス変革者報告書」のうち、中国の多くのテック企業が上位につけた。
報告書は世界の技術責任者740人を対象に、世界のイノベーションのトレンドに関する調査を行った。中国のアリババはアップルやアマゾンと同列で、百度や大疆創新などの中国企業もトップ10入りを果たした。
報告書は、ファーウェイの創業者である任正非氏、小米のCEOである雷軍氏を、長期的な視野を持つ中国のビジネス・投資リーダーとして挙げた。
米国もランキングから除外されていない。グーグルのCEOであるサンダー・ピチャイ氏が首位で、テスラ及びスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が続いた。
報告書は時代をリードする技術分野のランキングも作成した。電子商取引(EC)が1位、SNSが2位につけた。
ECは今後数年内に最も画期的なビジネスモデルランキングの地位を維持するが、これは高い潜在力を秘めているからだ。急速に成長し普及するSNSが、同ランキングでECの後を追った。
ECとSNSはすでに一定期間存在しており、影響力がすでにピークに達している。しかしAIや5Gなど別の分野において、多くの新しいビジネスモデルとイノベーションが生まれることになるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月16日