オンショア人民元(CNY)は14日、寄り付きから上昇し、午前中に一時1ドル=7.0494元を付けた。前日終値を500ポイント以上上回り、およそ2カ月ぶりの高値となった。
これについて信達証券研究開発センターの劉景徳副・総経理は、中国経済網のネット配信番組「中韓専線直撃」の中で次のように述べた。
「オフショア人民元は一時7.05元の大台に迫る高値を付け、400ポイント近く上昇。この4日間の取引で人民元の対米ドル相場は続伸し、一時1000ポイント以上も上昇した。元安圧力が和らぎ、元高期待が強まったことで、海外投資家にとって人民元資産は魅力的に映るだろう。人民元の上昇は中国株式市場にとって好材料だ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月16日