世界銀行副総裁:世界貧困削減目標の達成困難、中国の寄与度は75%

世界銀行副総裁:世界貧困削減目標の達成困難、中国の寄与度は75%。

タグ:世界貧困削減目標

発信時間:2019-10-17 14:18:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2019中国貧困者支援国際フォーラムが10月16日、「貧困削減の実践シェア、世界の貧困改善に助力」をテーマに北京市で開かれた。


 「中国の貧困削減の進展は世界的な意義を有する」。世界銀行アジア大洋州総局のビクトリア・クワクワ副総裁は16日に開かれた2019中国貧困者支援国際フォーラムの開会式で、動画で挨拶した。


 クワクワ氏は、「中国は40年の持続的な急成長を経験し、8億5000万人を貧困から脱却させ、貧困削減の成果は速度と規模で言えば前例がない。1980年代以降、中国の貧困減少数は世界の4分の3を占める」と述べた。


 また、「世界の貧困削減は進展しているが、極端な貧困者が今も大量に存在する。世界の成長予想の低下を鑑みて、現在の貧困削減速度で2030年までに極端な貧困者をなくすという目標を達成することは難しい。世界銀行グループは貧困削減に成功した中国と協力し、自身の知識と能力を高め、世界のその他の国に貧困削減の成功の経験を伝授することができる」と話した。


 クワクワ氏によると、2016年以降、世界の発展と貧困撲滅の面で中国と協力することは、世界銀行と中国の協力の1つのテーマになっている。過去数年、中国は世界の知識に大きく貢献してきた。2020年は中国と世界銀行グループの協力40周年に当たり、協力40周年記念と中国政府の貧困撲滅の目標時期は偶然一致した。最新研究「中国の貧困削減:世界への啓示と未来の挑戦」は、既存の作業を基礎に、使用できる知識を整理し、発展の試練に合わせてカスタマイズすることを目的としている。


 13の国際機関、30カ国から200人以上の賓客がフォーラムに出席し、中国の貧困削減の経験が世界の貧困削減に与える啓示、世界の飢餓と貧困の撲滅を促進する中国プランなどを深く話し合い、貧困削減と発展分野の協力を推し進める精神、中国のプランと知恵を共有した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月17日

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