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発信時間：2019-10-18 14:54:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　国務院常務会議はこのほど、在中国外資銀行、証券会社、ファンド管理会社の事業範囲の規制を全面的に撤廃し、新たに改定された外資銀行及び外資保険会社管理条例を着実に実施することを明らかにした。複数の金融業界関係者は、金融開放の大きな動きが最近続いているが、これは経済が穏健に発展する中国が世界の投資家と互恵・ウィンウィンを実現する自信、世界金融市場との融合を加速する決意を示していると判断した。

　QFIIとRQFIIの投資上限撤廃、証券会社などの外資の持株比率の規制撤廃の時期確定、外資銀行及び保険会社の進出条件のさらなる緩和、域外機関投資家による銀行間債券市場への投資の利便性向上。これら一連の金融開放の大きな措置の裏側には、注目すべき多くのシグナルがある。

　シグナルその一：世界経済が発展し、自由貿易の不確実性が高まるなか、中国の率先的な開放は停滞するばかりか加速している。金融分野における「全面的・立体型」の開放構造がより鮮明になっている。

　シグナルその二：世界の投資家と域外金融機関の進出に伴い、市場の参加者の種類も増加する。中国金融市場の環境がより多元的で豊かになる。中国の金融業が競争と協力により底力をつけ、自身の競争力を高め、高品質発展の道を歩むことが予想できる。中国の投資家にとっても、これは利用する金融サービスのさらなる向上を意味する。

　シグナルその三：中国金融業の開放加速に伴い、金融市場各分野の改革も推進される。改革と開放が相互促進・補完し、金融市場の制度建設のペースが予想を上回る可能性がある。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年10月18日

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