青蔵高原の「宇宙野菜園」

青蔵高原の「宇宙野菜園」。

タグ:青蔵高原 宇宙野菜園

発信時間:2019-10-25 14:17:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「121キロの宇宙カボチャ」「最長5メートルの宇宙ナスの木」青海省西寧市湟中県田家寨鎮田家寨村西河灘の青海千紫縁宇宙植物博覧園にて、観光客がこれらの「宇宙野菜」を目にして驚嘆した。


 「宇宙育種には変異が多く、その幅が大きく、また生産量が多く高品質で、早熟で病気に強いといった特徴がある。大きな果実により大きな利益を創出できる」園区管理人となった小卡陽村の村人である李生貴さんは、説明しながら仕事を続けた。「品種がさらに成熟すれば、市場に売りに出し大規模栽培が可能になる」李さんの目には期待感が満ちていた。


 しかし数年前であれば、李さんの暮らしぶりは決して良くなかった。李さんが暮らす小卡陽村は過疎地で、交通の便が悪い。村人の食の条件はこれまで天気によって大きく左右されてきた。足に障害のある李さんは親と子を養う必要があるが、わずか4000元余りの年収で暮らしが「荒れ地」のようになっていた。


 李さんの暮らしと同様、西河灘も3年前は荒れ地だった。西河灘は2016年より大きな変化を迎えた。土地を整え改良し、現代農業を発展させた。3年間の発展により、西河灘は今や敷地面積6600ムー、従業員309人を擁する、現代農業、文化観光、科学研究・応用を一体化させた貧困支援産業園区になった。


 「今の年収は5、6万元だ」李さんは毎月給与を手にし、毎年ボーナスを支給されている。李さんの暮らしは博覧園の「宇宙野菜」のように元気いっぱいだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月25日

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