米中経済貿易の段階的協議が一歩前進

米中経済貿易の段階的協議が一歩前進。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-10-28 14:51:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  10月25日夜、中米双方の経済貿易部門代表者は新ラウンド協議の後、初めての電話協議を行った。


  米国東部時間25日、米通商代表部(USTR)は声明を発表した。


  声明は、「彼らは具体的な問題で進展を遂げ、双方は協議の一部で最終合意に近づいている」とし、「双方は引き続き次官級協議が行われ、閣僚級の電話会議が近く再び実施される予定」と発表した。


  北京時間26日午前、新華社も次のように報じた。


  10月25日夜、中共中央政治局委員、中米全面経済対話の中国側代表である劉鶴副総理が、ライトハイザーUSTR代表およびムニューシン米財務長官との電話協議に応じた。双方はそれぞれの懸案事項を適切に解決することで合意し、一部の分野で実務的な調整が基本的に完了したことを確認した。双方は、米国が中国から調理済み鶏肉とナマズ製品を輸入し、中国が米国産鶏肉の輸入禁止を解除することで合意した。肉製品に対する公衆衛生の情報システム導入についても合意した。双方は近いうちに閣僚級で再度電話協議を行う予定で、その間も作業レベルでの協議を継続する。


  中米双方の発表は、時間や内容から見ても調和がとれており、協議が順調に進展していることがわかる。


  「一部の分野で実務的な調整が基本的に完了」したことは、中米が先般の協議で合意した成果が最終決定の段階にあることを意味する。


  これまでの経験と慣例によれば、交渉は実務的調整の完了に伴い、文書の翻訳とリーガルチェックの段階に入り、双方向の段階的協議がまた一歩進むことを意味する。

  

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月26日


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