米ホワイトハウスのホーガン・ギドリー報道官は30日、米政府は11月に中国と第1段階の貿易協定に署名することに期待すると表明した。
チリ政府は同日、今年11月に予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳非公式会議の中止を発表した。ギドリー氏はその後、「APECの代替開催地は決まっていないが、同一期間に中国と歴史的な貿易協定の第一段階(の内容)を確定することに期待している」と述べた。
米政府当局者はこれまで、11月のAPECで中国側と第1段階の貿易協定に署名する意向を何度も示していた。
中国商務部の報道官は北京時間31日、「中米双方の経済貿易チームは緊密な連絡を維持しており、協議は現在順調に進んでいる。双方は計画に基づき引き続き協議などの各種作業を推進する。双方の代表者は今週金曜日に再び通話する」と発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月31日