工業情報化部がシェア製造に尽力 2020年に20社のプラットフォーム形成

工業情報化部がシェア製造に尽力 2020年に20社のプラットフォーム形成。

タグ:シェア製造

発信時間:2019-11-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 工業情報化部は10月29日、『共有製造新モデル新業態の育成加速、製造業の質の高い発展の促進に関する指導意見』(以下、『意見』)を公布し、2022年までに革新能力と業界影響力の高い20社のシェアリング・マニュファクチャー(共有製造)モデルプラットフォームを形成し、資源集約化レベルを引き上げ、製造資源の配置を合理化し、シェアリング・マニュファクチャーモデルの受け入れ度を大幅に高めることを打ち出した。また、2025年までに、シェアリング・マニュファクチャーの発展を新たな段階に引き上げ、モデル牽引作用を全面的に向上させ、シェアリング・マニュファクチャーモデルを広く応用し、生態系を完備し、資源デジタル化レベルを大幅に引き上げ、製造業の質の高い発展の重要な原動力にする。

 

 『意見』は以下のように示した。シェアリング・マニュファクチャーはシェアリングエコノミーの製造分野における応用革新で、製造の各部分を取り巻き、シェアリング理念を通して分散・未稼働状態の生産資源を集め、需要サイドの新モデル新業態に柔軟な組み合わせと動的なシェアを提供する。シェアリング・マニュファクチャーの発展は次世代ITと製造業の融合的発展の動きに合わせ、新原動力を形成する上で必要であり、資源配分の合理化、生産効率の向上、製造業の質の高い発展を促し重要な措置である。

 

 「製造能力シェアの急速な形成」を重点、「革新能力、サービス能力シェア」を支えとする共同発展構造が必要である。産業の基礎条件が良好で、シェアリング・マニュファクチャーへの着手が早い地域と業種において、専門的なシェアリング・マニュファクチャープラットフォームの形成を加速し、重点地区、重点業種の分散された製造資源を効果的に集め、広く共有できるよう推し進める。条件を備える企業の地域間、総合的シェアリング・マニュファクチャープラットフォームの建設を奨励する。

 

 『意見』は以下の4つの主要任務を提示した。1つ目は、シェアリング・マニュファクチャープラットフォームの構築。プラットフォームの構築を積極的に推し進め、革新的応用を奨励し、グレードアップを促進する。2つ目は、産業クラスターを生かしたシェアリング・マニュファクチャーの発展。シェアリング・ファクトリー(共有工場)の建設を模索し、公共技術センターの発展を支援し、サービス能力の共有を積極的に推し進める。3つ目は、シェアリング・マニュファクチャー発展の生態整備。資源共有メカニズムを革新し、信用体系の構築を促進し、標準体系を整備する。4つ目は、シェアリング・マニュファクチャー発展のデジタル化基礎の確立。企業のデジタル化レベルを引き上げ、新型インフラの建設を推し進め、安全保障体系を強化する。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月3日

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