第2回中国国際輸入博覧会に参加した国と地域、および企業の数は第1回を上回り、企業ブースは二度拡張しても「獲得困難」な状況で、新旧の出展業者が集まった。巨大な中国市場は独特の魅力を放っている。
輸入博覧会初参加となる主賓国のギリシャからは60社以上の企業が参加した。中国に来てすぐ、中国市場に潜む魅力はギリシャの参加者にとって大きなサプライズとなった。
今回の輸入博覧会で、24カ国が国家展に初参加した。国家展に参加した64カ国のうち、EUからはアジアの次に多い17カ国に達し、参加意欲は高いと言える。第2回輸入博覧会の企業展に参加した3000社以上の企業のうち1000社以上が初参加となる。
初参加した業者は中国市場の魅力を感じ、2回連続で参加した業者は中国市場の開拓がもたらす巨大な利益を感じた。
多くの出展業社にとって、輸入博覧会は中国の開放政策を見る風向計となっている。
第1回輸入博覧会に参加したため、このニュージーランド乳製品メーカーは中国市場を急速に開拓し、乳製品の売り上げは26倍になった。第2回輸入博覧会の初日に、同社は3億元の大型契約を結んだ。
中国市場に潜む巨大なエネルギーが注目され、今年8月にスタートした第3回輸入博覧会の出展業者招致では、企業からの申し込みが非常に活発となった。ここ2日、参加した国内外の業者は会場中央広場に掲げられた看板を目にし、第3回輸入博覧会への参加を申し込む世界500強企業は増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月12日