フィリピン貿易産業省は12日の声明で、このほど閉幕した第2回中国国際輸入博覧会で、フィリピン企業は第1回輸入博の2倍以上に上る約3億米ドルの受注を獲得したと発表した。
声明によると、出展したフィリピン企業は第2回輸入博で「飛躍的売上」を実現し、なかでも大量に受注したのはトロピカルフルーツ他の農産品だった。これはフィリピンが中国にとって重要な農産物輸入元の1つとなったことを示す。
フィリピンのラモン・ロペス貿易産業大臣は声明で、「今後はより多くのフィリピン企業が輸入博に参加するよう計画する」と述べた。
統計では、上海で開かれた第2回輸入博にはフィリピン企業32社が参加し、バナナ・マンゴー・パインなどのトロピカルフルーツやココナツ製品、マグロなどフィリピンの特色ある農水産物を展示した。
2018年の第1回輸入博でのフィリピン企業の受注額は合計1億2400万米ドルだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月13日