中国で人工肉ブーム 米国メーカーも市場参入へ動き出す

中国で人工肉ブーム 米国メーカーも市場参入へ動き出す。

タグ:人工肉

発信時間:2019-11-21 13:51:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 外国メディアの報道によると、中国市場に注目しているインポッシブル・フーズ(Impossible Foods)やビヨンド・ミート(Beyond Meat Inc)など米国の「植物肉」メーカーが、中国本土のライバル企業と、豊富な収益の見込める中国市場で競争を繰り広げようとしている。

 

 『ロイター』は19日、中国で肉類代替品業界がここ数カ月に突然盛り上がりをみせ、スタートアップ企業や既存の食品会社、投資家が、流行を追う中国人消費者が米国の消費者と同様に植物由来の人工肉を購入することに賭けたと報じている。

 

 報道によると、中国のハムメーカー「金字火腿」は10月、Danisco(中国)Inbestmentと共同開発した植物肉の販売を開始すると発表したことで、株価が1週間で50%の大幅高となった。Daniscoは米ダウ・ケミカルの傘下企業。ただ、インポッシブル・フーズやビヨンド・ミートと異なり、多くの中国企業はハンバーガーを作るのではなく、餃子や月餅、肉だんごなど現地のおかずに的を絞っている。

 

 英国のユーロモニター・コンサルティングの調査によると、中国の「肉代替品」市場は昨年の規模が2014年比で33.5%増の97億米ドル(1米ドルは約7元)に上った。ユーロモニター・コンサルティングは、2023年に同市場の規模が119億米ドルに上ると予測。肉代替品市場には、植物由来の人口肉製品も含まれる。

 

 「われわれは中国市場の開拓に大きな関心を抱いている。中国側はわれわれが中国で販売許可を取得するのを待っている」。インポッシブル・フーズCEOのパット・ブラウン氏は、中国の小売業者や飲食店と面会する意向について質問された際にこう答えた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月17日




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