最新の世界スーパーコンピューターランキングトップ500が18日に発表され、米国の「サミット」が首位を維持した。中国は引き続きランクイン台数を増やし、パフォーマンスにおけるシェアで米国との差を一段と縮めた。
新たなランキングのトップ10は前回と同じ。米国の「サミット」が148.6ペタフロップスの演算性能で首位を維持。2位は米国の「シエラ」、中国の「神威·太湖之光」と「天河二号」はそれぞれ3位と4位だった。トップ500にランクインした台数は中国が228台と首位を維持し、半年前のランキングから9台増えた。米国は117台で2位。パフォーマンスにおけるシェアは米国が37.1%、中国は32.3%だった。
世界のスパコン・トップ500は1993年に創設され、国際組織「TOP500」が作成、半年ごとに発表される。世界で実際に設置されたスパコンの性能をもとに作成される有名なランキング。中米両国はスパコン分野で追いつ追われつの競争がここ数年続いている。中国の「神威·太湖之光」は過去数回、首位を獲得したが、米国の「サミット」が2018年6月に初めて首位に立ってからは4回連続でその座を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月20日