応用拡大、5Gのさらなる成熟を促進
先ほど稼働開始した大興国際空港は顔認証一体型設備により、旅客のスマートな移動を実現した。パンダスマート路線バスが上海で、スマートネット接続開放型テストを展開する。観光客は「5G+VR」裸眼パノラマ技術を使い、雲南省の美しい風景に没入することができる。これら5G応用がもたらす新たな生活が全国各地で広がり、人々の衣食住の各方面に深い変化をもたらしている。
大会に出席した複数の専門家によると、5Gの命は「応用」にある。各社が協力し、各分野の需要を掘り起こし、技術・産業・資金などの各サイクルを結ぶべきだ。生産分野の新たなシーンと需要を見据え、新たなソフト・ハードを開発する。既存の認識と発想によって5Gシーンの融合的な運用を限定してはならない。
中国情報通信研究院が発表した「5G経済・社会影響白書」の推算によると、5Gの展開はほぼすべての経済部門に対して積極的な影響を生む。中国の5G商用による経済効果は2030年に10兆6000億元に達し、雇用枠は1150万人分以上に達する。
中国工業情報化部の苗圩部長は「我々は制度と市場の長所を発揮し、5Gの産業発展、情報消費・公共サービス・社会ガバナンスなどの分野における融合と応用を推進し、デジタル化モデルチェンジを支える」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月25日