世界5G大会が描いた新たな未来③5Gサイバーセキュリティを重視し、開放と共有を推進

世界5G大会が描いた新たな未来③5Gサイバーセキュリティを重視し、開放と共有を推進。

タグ:世界5G大会

発信時間:2019-11-25 14:26:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 5Gサイバーセキュリティを重視し、開放と共有を推進


 工業情報化部の陳肇雄副部長は「5Gはすでに標準制定と研究・試験の段階を終え、実際の応用の段階に入っている。世界統一標準、システム、チップ、端末といった産業チェーンの各サイクルが商用水準に達している。使用により建設を促進し、建設と使用を同時に進め、応用の革新を加速することで5G革新に活力を注ぎ、5G産業の大規模発展をけん引しなければならない」と話した。


 記者の調べによると、現在すでに28カ国・地域の通信事業者47社が5G業務の提供を開始している。米国は5G技術の展開を加速し、精密農業、遠隔医療、スマート交通などの分野で応用している。韓国は「5G+」戦略を打ち出し、スマート工場、自動運転車、デジタル健康を発展の重点としている。EUは5G応用試験を積極的に推進している。これには工業、農業、超高画質動画、デジタル都市などの分野が含まれる。


 専門家は「今後は産業の関係者と共に標準、ネットワーク、安全、生産などの深いボトルネックを解消しなければならない」と指摘した。


 中国工程院の鄔賀銓院士は、「産業インターネットが民間航空、高速鉄道、送電網などの国の重要インフラに応用され、ネットワークが外部からの攻撃に対して十分な防御力を持たない場合、安全事故が発生すれば非常に大きな犠牲を強いられる。そのためサイバーセキュリティの取り組みとネットワーク建設・運行を同時進行し、安全問題を解消するため技術・管理を重視しなければならない」と判断した。


 陳氏は「5Gは人と人のつながり、万物のつながりを実現する。サイバーセキュリティの脅威とリスクは、経済・社会の各分野に伝わり、浸透する。産学研用の各投資家の協力を掘り下げ、5Gサイバーセキュリティリスクを客観的に評価し、5Gネットワーク安全標準枠組みの制定とリスク評価・認証体制の構築を共に推進する必要がある。高効率で安全で、信頼性が高く安定した5Gネットワークを保証するべきだ」と指摘した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月25日

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