中国船舶集団有限公司が26日、北京で発足した。中国の海洋強国化、製造強国化、科学技術強国化を加速するほか、国防科学技術工業の振興と国有資産・国有企業改革の深化の本格推進、船舶工業の中核的競争力向上につながるとみられる。
中国船舶集団有限公司は、旧中国船舶工業集団有限公司と旧中国船舶重工業集団有限公司の経営統合により発足。研究機関や上場企業147社を傘下に擁し、資産総額は7900億元、従業員数は31万人に上る。
中国最大の船舶の建造・修理拠点を持ち、優れた研究開発力を有する。世界の船級協会の基準に沿った、国際汎用技術基準や安全に関する国際条約の基準を満たす海洋設備の設計・建造が可能な世界最大の造船グループだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月27日