中国国際貿易促進委員会とNZ中国貿易協会が共催する第2回中国・NZビジネス理事会会議が28日、オークランドで開催された。出席者は、中国とNZが11月4日に両国間の自由貿易協定(FTA)グレードアップ交渉の終了を正式に宣言したが、両国は今後多くの協力の新しいチャンスを迎えると述べた。
会議に出席した両国のビジネス界の代表者らは、「交渉を順調に完了させた両国は、初級産業や電子商取引などの分野で、多くの協力の新しいチャンスを持つ。両国は多国間貿易体制を共に守り、企業の協力を掘り下げ、互恵とウィンウィンを実現するべきだ」と述べた。
中国国際貿易促進委員会の高燕会長は、「中国・NZ経済貿易協力は現在、力強く発展している。中国側の統計によると、昨年の二国間貿易額は過去最大の169億ドルにのぼった。中国はNZにとって最大の貿易相手国、最大の輸出先、2位の輸入先だ。アップグレード版FTAの正式な署名に伴い、両国の経済貿易関係がさらに深まり、中国・NZ包括的・戦略的パートナーシップの中身がさらに豊かになることに期待する」と表明した。
NZ貿易経済促進庁の投資責任者は、「交渉終了は両国関係発展に新たなきっかけをもたらす。両国が今後協力の強化を続け、相互補完を実現し、ウィンウィンの発展を促進することを願う」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月28日