中国社会科学院財経戦略研究院は28日、中国住宅市場発展月間分析報告書を発表した。重点都市の住宅市場は2020年に、前半低下・後半安定となり、住宅価格が軟着陸を実現する見通しだ。
同研究院の鄒琳華研究員は、重点都市の住宅価格の低下の主因について、「経済成長率の低下、都市化の動力の減退により、一部住民の不動産市場への見通しにも変化が生じている」との観点を示した。
「経済成長率が低下しているが、経済成長の内的動力が依然として残されている。住宅価格が低下するとしても、一定の支えがある。住宅購入抑制はほぼ底打ちしており、抑制策及び融資条件に改善の可能性がある」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月28日