中国人民銀行の范一飛副総裁は28日、安定、安全、抑制可能という原則に基づき、試行検証地区、シーン、サービス範囲を合理的に選択し、DC/EP(中央銀行デジタル通貨)機能を合理化・充実化し、デジタル化形態の法定通貨の応用を着実に推し進めると述べた。
范一飛氏は以下のように話した。人民銀は『金融科技(FinTech)発展計画(2019-2021年)』の実施を積極的に推し進め、観測評価とタイムリーな修正を行い、金融業が体制メカニズム改革を通して金融科技発展の活力と内生的原動力を高められるようにする。技術、データ、知識などの生産要素の金融サービス改善、インフラ整備、対外開放拡大などにおける応用を進め、監督管理の科学技術手段を通して金融の安定性、金融政策の波及効果と正確度、金融市場の安全と革新の関係のバランス維持を強化し、中国経済・社会の発展の長期化を推し進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月3日