先ごろ北京で開催された「第2回開発型PPPフォーラム」で、中国が新型都市化建設を強力に推進するなか、開発型PPP(官民連携)事業の広範な運営の余地と発展の未来図が示された。
おおまかな統計によると、中国財政部PPP総合情報プラットフォームのプロジェクト管理データベースの中で、すでに実施済みの開発型PPPおよび類似プロジェクトは約400件に上り、各種PPPプロジェクトでは総量で第4位、投資額は1兆4千億元を超え、PPPプロジェクト投資実行額全体の15%を占めた。プロジェクトは主に産業新都市、産業団地、都市総合開発などの分野に集中している。
近年、中国は新たなインフラ・公共サービス分野を普及拡大しており、PPPモデルとプロジェクト建設は急速に発展しつつある。統計によると、2019年第3四半期末時点で、PPP総合情報プラットフォームプロジェクト管理データベースのプロジェクト件数は累計で9249件、投資額は14兆1千億元。プロジェクト実施件数は累計6039件、投資実行額は9兆2千億元、実施率は65.3%。プロジェクト着工数は累計3559件、投資額は5兆3千億元、着工率は58.9%に上る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月3日