双眼鏡型赤外線暗視スコープカメラを通して、リアルタイムで周囲の環境画像を捉え、5Gネットワークを経由してAIが推理、最終結果を音声で視覚障害者に伝える。先般の第1回全国新型情報消費大会の決勝で、ある5G盲導カメラが抜群の評価を受け、大賞を獲得した。「5G、AIなど次世代情報技術の急速な発展は、新型情報製品やサービスの創出に新たな可能性を提供し、情報消費の潜在的空間をさらに掘り起こす」。プロジェクトリーダーである
浙江モバイル・ビジネスシステム・メンテナンスの邢彪エンジニアはこう語った。
5G盲導カメラだけでなく、AI翻訳スティック、VRスマート教室、フレキシブル・ロジスティクス、スマートキッチンロボット・・・かつてのテクノロジー・ホットワードは、コンテストで実際に見たり感じたりできるハイテク製品やソリューションに姿を変え、中国の情報消費が活発に成長する様子を反映している。
統計によると、2019年の中国の情報消費規模は持続的に拡大し、第1-3四半期は約4兆元に迫った。ビッグデータ、AI、クラウドコンピューティングなどの次世代ITは、一段とスピーディーに消費の各分野に入り込んでいる。デジタル化・ネットワーク化・スマート化の加速に伴い、多くの新業態が育成され、情報消費の加速度的な需要拡大を促している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月12日