中国郵政儲蓄銀行(郵儲銀行)のA株上場に伴い、工商銀行、建設銀行、農業銀行、中国銀行、郵儲銀行、交通銀行の国有6大商業銀行がA株上場を果たした。
時価総額を見ると、工商銀行が2兆元弱で、建設銀行、農業銀行、中国銀行が1兆元前後となっている。そのためこの4大銀行は上場銀行の中でトップの地位を占めている。郵儲銀行と交通銀行の時価総額は4000億元前後で、4大銀行との間に大きな格差が存在する。
この6大国有商業銀行の時価総額は計6兆元以上で、A株全体の時価総額に占める割合は10%以上。A株市場で「安定装置」「バラスト」としての役割を担っている。各行はまた、実体経済に貢献する重責を担っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月12日