香港で条例改正に伴う混乱が半年以上続いている。エスカレートを続ける暴乱は社会の安寧を大きく損ね、香港経済を黒字から赤字に転じさせている。小売業の低迷が続いている。
香港小売管理協会が先ほど発表した調査データによると、6月より小売企業の97%が赤字を計上しており、その過半数が深刻な赤字となっている。経営環境が改善されなければ、香港は今後6カ月内に小売店の閉店及び人員削減の波を迎える。7000店が閉店し、5600人以上の人員が削減される可能性がある。
業界関係者は、香港社会で動乱と不安が続き、観光客から避けられていると指摘した。クリスマスが近づいているが、小売業は依然として不況だ。今年の冬は特に冷え込みが厳しくなりそうだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月13日