中国交通運輸部科学研究院は12日、11月の中国運輸生産指数を発表した。全体的に見ると、11月の運輸生産の伸び率がやや上昇した。
11月の中国運輸生産指数(CTSI)は前年同月比5.6%増の178.8ポイントで、伸び率が前月より1.6ポイント増加した。構造別に見ると、CTSI客運指数は2.3%増の168.1ポイント、CTSI貨物輸送指数は7.4%増の184.7ポイント。客運・貨物輸送指数の伸び率は前月より上昇し、うち貨物輸送が顕著だった。貨物輸送生産とマクロ経済の間の長期的な関係により、経済が一定の安定の兆しを示していることが分かる。
CTSIは総合的な交通を立脚点とし、鉄道、道路、水路、民間航空などの各種運輸方法の客運・貨物輸送量などの基礎指標でつくる、交通運輸業界全体の運行状況を反映する総合的な指数だ。同指数は2010年を基準とし、基準値は100ポイント。総合指数、及び客運・貨物輸送という2つのサブ指数からなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月13日