アフリカEC市場、2022年に220億ドル規模に

中国網日本語版  |  2019-12-14

アフリカEC市場、2022年に220億ドル規模に。

タグ:アフリカ EC市場

発信時間:2019-12-14 13:35:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  サハラ以南アフリカは、インターネット及びモバイルネットのユーザー数の増加率が最も高い地域の一つで、現在のネットユーザー数は4億5000万人以上にのぼる。データ統計サイト「Statista」の最新のリサーチによると、アフリカのEC市場規模は2017年の時点で160億ドルに達しており、2022年には220億ドルに達する見通しだ。ボストンコンサルティングの報告書によると、EC市場は2025年までにアフリカで約300万人分の新たな雇用枠を創出する。

 

 規模が拡大、EC市場が大きなチャンスをもたらす

 

 南ア・ヨハネスブルグにあるECサイト「Takealot」の営業所で、ベンジャミンさんはスマホアプリのQRコードをスキャナーにかざした。ピッという音と共にパソコンが購入情報の読み取りに成功した。彼は2日前にネット通販で購入した電子製品を受け取った。「ネット通販が非常に便利でスムーズで、しかも店で買うより3割近く安い」ベンジャミンさんによると、この営業所のおかげで受け取り時間が以前の1週間から2−3日に短縮された。Takealotは2011年創業で、今や南アでトップのECサイトになっている。アクティブユーザー数は100万人以上で、全国に47の営業所を設置し、輸送力不足の問題を解消している。

 

 2012年にナイジェリアで創業されたECサイト「Jumia」は、「アフリカのアマゾン」と呼ばれている。現在のサプライヤー数は8万社以上、ユーザー数は400万人にのぼり、アフリカの十数カ国で事業展開している。Jumiaはケニア事業が急成長中だ。先ほどのブラックフライデーは物流倉庫にとって最も忙しい時期となり、受注量が通常の5−6倍になった。Jumiaの共同創業者は「アフリカには大規模かつ急成長中のモバイルネットワークユーザーがいる。これは新興EC市場に大きなチャンスをもたらした」と述べた。


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