中国国家発展改革委員会(発改委)の孟瑋報道官は17日の記者会見で、マクロ経済動向について説明し、質疑応答を行った。
孟瑋報道官は具体的数値を挙げ、次のように説明した。2019年第1-3四半期の中国国内総生産(GDP)は前年同期比で6.2%増加した。成長はやや減速したものの、GDP総額1兆ドル以上の世界の経済国の中では依然として首位にある。全国都市部新規就業者数は年間目標を前倒しで達成した。1—11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は2.8%で、目標の3%前後を下回った。国際収支は基本的に均衡を維持し、外貨準備は3兆ドル以上を維持した。最終消費支出とサービス業の経済成長に対する寄与率は60%以上を維持。1—11月のハイテク産業投資は前年同期比14.1%増加、うちハイテク製造業とハイテクサービス業投資の伸び率はそれぞれ14.8%と13.1%。
当面は、中国経済が安定の中で好転に向かい、長期的に改善に向かうという基本的な傾向は変わらない見通し。報道官は年間を見渡し、「経済社会発展の主要目標達成に自信があり、条件も整っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月18日