中国外交部の耿爽報道官は18日、「中国側は米国側が輸出規制措置を濫用し、企業間の正常な交流と協力に干渉し、これを規制することに断固反対する」と述べた。
同日の定例記者会見で、記者からは「報道によると、米政府、特に商務省は量子計算及び3Dプリンターなどを含む対中ハイテク輸出の規制を見直している。外交部はこれについてどのように論評するか」という質問があった。耿氏は次のように回答した。
中国側は米国側が国家安全の概念を広げ、輸出規制措置を濫用し、企業間の正常な交流と協力に干渉し、これを規制することに断固反対する。中国側は米国側に対して、中米の相互信頼及び協力の促進に資することをするよう促す。
ここで言っておきたいことがあるが、米国側は対中ハイテク輸出規制により中国のテクノロジー革新を阻止し、中国の発展を遅れさせることができると思わないことだ。これは独りよがりだ。
新中国の成立から70年で手にした偉大なる成果は、中国人の自力更生、苦しい奮闘、血と汗の努力によるものだ。米国側が規制・干渉・破壊・封鎖しようとも、中国側にそれほど大きな影響は生じない。一時的なつまずきは、中国人の知恵と闘志を引き出すばかりだ。我々は中国のテクノロジーの進歩と、中国が強く発展することを強く信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月19日