「米国が警告を発したが、イタリアは華為技術(ファーウェイ)による5Gネットワーク開発への参加を希望している」ロイター通信の23日の記事によると、欧州各国が自国の5Gネットワーク建設にファーウェイの参加を認めるかを決める重要な時期を迎えるなか、イタリアのパトゥアネッリ経済開発相は22日に現地メディアのインタビューに応じ、「イタリアの未来の5Gネットワーク建設でファーウェイの参加を認めるべきだ」と述べた。
ロイター通信によると、米国はイタリア及び欧州の同盟国に対して、5Gネットワークの建設でファーウェイの設備の使用を回避するよう働きかけている。イタリア議会の安全保障委員会は今月、ファーウェイや中興通訊(ZTE)などの外国政府と関係を持つ企業の影響から国内5Gネットワークを保護するよう、政府により多くの措置を講じる文書を提出した。
しかしパトゥアネッリ氏はイタリア紙『ラ・スタンパ』に対して、「我々は国家安全を保障する法律を可決しており、十分に守られていればファーウェイのイタリア進出の可能性については疑う余地がない。ファーウェイは最良のソリューションプランと最も優れた価格を提供した。イタリアは市場経済を支持しながら保護主義を実施するべきではない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月24日