香港警察は23日、クリスマスの暴力活動の扇動について、祝日中に厳しく法律を執行すると表明した。また香港の破壊を停止し、市民に平和で安全な祝日を返すよう暴徒に警告した。
警察公共関係科総警司の郭嘉銓氏は記者会見で、「警察はネット上で再び他者に道路占拠や破壊などの違法行為をそそのかし、さらには店で火を放ちクリスマスツリーを焼くと称している者がいることに留意している。この行為は市民、特に高齢者と児童の人身の安全を著しく脅かす」と述べた。
警察は今月、銃器の実弾及び手製爆弾に関する少なくとも3件の事件を解決した。集められた証拠によると、関係人員は人が集まる公共の場で致命傷を負わせる武器の使用を計画していた。これには爆弾の使用及び銃撃が含まれる。郭氏は「理性を失った暴徒たちは市民の安全を無視している。直ちに逮捕されていなかったならば、その場に居合わせたすべての市民が被害者になっていた可能性があり、取り返しのつかないことになっていた」と述べた。
香港の街頭では現在も、暴力・迷惑行為が生じている。警察は過去1週間の行動で15−53歳の52人を逮捕した。違法集会、攻撃目的の武器所持、公共の場における治安破壊の疑いがある。また警官6人が行動中に負傷した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月25日