中国鉄建股份有限公司が発表した情報によると、中鉄十八局集団が請け負う径間が世界最大の鉄道アーチ橋、雲南大理〜瑞麗鉄道怒江特大橋の主体が完成した。これは大瑞鉄道の重点・困難プロジェクトの建設の重大な進展を意味し、全線の早期開通の基礎を固めた。
同橋は雲南省保山市施甸県と龍陵県の境界に位置する。全長は1024.2メートル、橋面の幅は25メートルで、同類の橋のうち橋面が最も広く、4本の列車が同時に通行できる。メイン径間は490メートル鋼製トラスアーチを採用し、世界の鉄道のうち最大径間となっている。
大瑞鉄道の全長は330キロメートル。開通後には滇西地区の交通輸送構造を大幅に改善する。雲南省保山市と徳宏タイ族チンポー族自治州に鉄道がないという歴史に終止符を打つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月31日