米タイム誌の最新号によると、米国の農業は数十年で最悪の危機に陥っている。2018年7月から2019年6月にかけて、中西部の農場の破産率が大幅に上昇した。西北部はさらに50%にのぼる。破産後の再編の望みがないことを意識した数万人の農家は農業を諦めている。2011−18年にかけて全米で約10万の農場が閉鎖された。
現地の農場経営者であるリック・キンバリーさんは「米国の農業は再び再編の時期を迎えている。一部の農家は農場を手放し別の仕事を求め、一部の農家は退職を選択する。しかし子供が農業を継ぎたがるかは大問題だ。農業人口の高齢化が非常に深刻だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月2日