海外メディアによると、インドのラヴィ・シャンカル・プラサド電子通信情報技術相は2019年12月30日、インドでの5Gサービス早期展開に向け、ファーウェイを含む全ての通信サービス事業者に5Gテスト参加の権利を与えることを決めたと発表した。
ザ・タイムズ・オブ・インディアの以前の報道によると、インド政府はエリクソン・ノキア・サムスンだけを現地での5Gテスト実施に招待し、ファーウェイは招待していなかった。しかしインド政府はその後態度を変え、ファーウェイも5Gテスト参加に招待した。台湾iThomeが2日に報じた。
報道によると、インドは現在、国内の発展を最重要課題としているようで、中国の小米(シャオミ)がインド市場最大のスマートフォンメーカーとなっている。
ファーウェイ・インド支社の陳傑CEOは、インド政府のファーウェイに対する一貫した信頼感に感謝の意を示し、「革新的技術と質の高いネットワークこそがインドの通信事業を発展させることができる」としている。
インドは中国に次ぐ世界第2のモバイル通信市場で、6億人のネットユーザーを抱える。ファーウェイが昨年夏に発表したデータによると、同社は世界で50件の5G契約を締結しており、そのうち28件は欧州での契約だ。