中国レアアース業協会のウェブサイトが1月2日に掲載した『江西日報』の記事によると、江西省贛州市の贛州希少金属取引所は2019年12月31日に開業し、レアアースとレアメタルの現物取引を提供している。
ロイター通信の1月2日の報道によると、贛州市の曾文明市長は、贛州希少金属取引所の開業は同市の取引商品に対する市場価格設定権の向上、国際影響力の拡大において重要な意味を持つと述べた。
同取引所は中国2カ所目のレアアース取引所で、包頭レアアース商品取引所は2014年に内蒙古自治区に開業した。上海先物取引所もレアアース先物を扱っている。
贛州市はテルビウムとジスプロシウムを豊富に含む重希土が産出されることで知られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月6日